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    無料ではじめる企業のYouTubeチャンネル活用と事例紹介

    今や大小問わず多くの企業がYouTubeでチャンネルを持ち、商品紹介や広告などに利用するのが当然のこととなってきました。

    なぜYouTubeを使うのか、YouTubeでなくてもよいのではないのか…など、様々な疑問を解決していきます。

    目次

    YouTubeを活用するべき理由

    様々なメディアを利用した情報接触の時間は増加し、情報収集の方法も大きく変わってきています。MMD研究所が行った「2019年版:スマートフォン利用者実態調査(※)」によると、次のような結果が出ています。

    • スマートフォンの利用時間「2時間以上3時間未満」が21.8%、「1時間以上2時間未満」が16.9%
    • 最もよく利用するアプリの上位は「SNS、動画、コミュニケーション」

    ※スマートフォンを所有する15歳~59歳の男女2,712人を対象に2019年12月26日~12月27日の期間に調査を実施。

    また、総務省の「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、10代から60代までの全年代の「主なメディアの平均利用時間」は未だインターネット(平日約126分・休日約132分)よりもテレビ(平日約161分・休日約216分)のほうが利用時間が上回っています。しかし注目したいのは10代~30代の若い世代になってくると利用時間は大きく逆転する傾向にあることです。

    さらに、NTTドコモ モバイル社会研究所が2020年1月に行った「無料動画サービスの認知率と利用率(※)」の調査によると、YouTubeの認知率は95.1%、利用率は62.3%となっています。認知率が高いことはもちろんですが、利用率はGyaO!やAbemaTVなど他の動画サービスが約10%であることと比較するとYouTubeが突出しています。

    ※調査対象:全国15~79歳男女

    これらをまとめると

    • 1日に1時間以上スマートフォンを利用する人は約4割となっており、情報はスマートフォンから取得される可能性が高い
    • 特に若者はテレビよりもインターネットの利用時間のほうが長い傾向にある
    • YouTubeは認知率も利用率も高い

    ということになります。

    つまり、商品紹介や企業紹介などはテレビよりもインターネットのほうが見られる可能性が高いと言うことです。実際に、多くの企業ではYouTubeを利用した商品紹介や企業紹介が行われていますし、中には新人研修でYouTubeを利用する企業もあるのだそうです。
    老若男女問わず馴染みがあるYouTubeを活用しない手はないと言っても過言ではないでしょう。

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    企業がYouTubeを活用するメリット

    企業がYouTubeを活用するメリットは様々です。
    どうったメリットがあるのか確認していきましょう。

    1 新規顧客を得ることができる

    音楽やエンターテイメントだけでなく、美容や食料品、スポーツなど幅広い分野で動画コンテンツが伸びています。

    企業や従業員が持つスキルや技術をYouTubeで公開するなど積極的にマーケティングを行うことによって、新規顧客の獲得に繋がることもあるからです。
    例えばスキー専門のツアー会社「Majestic Heli Ski」の新規顧客の半分はYouTubeから得たといいます。その動画内容は、「アラスカの遠隔地へとお客様をヘリコプターでお連れし、広大な山々を眺めながら、未踏の銀世界を滑り、高級感のあるロッジで休んでいただく。すばらしい体験」を動画広告にしたものです。

    動画広告のターゲティングによって、対象年齢層のユーザーやスキーが盛んな地域のユーザー、スキー場や特定のスキー競技をオンラインで検索しているユーザーなどにアプローチしたり広告の対象にしたりすることができたことが新規顧客獲得の理由なのだと同社のオーナーは話しています。

    2 認知度を上げることができる

    たくさんの人に見てもらえれば動画が人気になり、拡散されたり動画検索に引っかかったりするようになるなど、企業や商品・サービスの認知度を上げることができます。クラウドを利用した名刺管理サービスを提供している「Sansan株式会社」は名刺管理や顧客データの連携などのサービスを、俳優を利用したドラマストーリー仕立ての広告にしています。商品説明というよりはドラマを見ているような感覚ですが、つい引き込まれてしまう内容となっており訴求力が高いと言えます。実際に認知度が増え、導入した企業が増えたそうです。

    https://youtu.be/LmBaX1xV2yQ
    認知度が上がり再生数が増えれば広告収入を得ることができる可能性もあります。うまくいけば制作費も回収できるということになります。

    3 わかりやすく伝えることができる

    文章よりも音声や動画で伝えたほうが効果的に伝えることができる可能性があります。効果音やBGMを使用することによってテンションを表現できるなど、コンテンツの理解度向上に繋げることができるのです。

    4 チャンネル登録者にアプローチできる

    チャンネル登録者は企業の大切な資産の1つです。
    チャンネル登録者の多くは企業や商品のファン、興味を持っているユーザーであるはずですので、その人達にたくさんアプローチできるチャネルを持つということは、マーケティングにとってとても有効なことです。ある意味イベントを開催することなどと同じような効果があると言っても良いでしょう。

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    企業のYouTubeチャンネルでは、どのようなコンテンツを提供するべきか?

    1 コマーシャル

    YouTube内のGoogle広告を活用すると特定の動画だけ広告に出すことができるようになります。

    ターゲットや予算を設定すると広告配信が開始されるようになるので、効果的にコマーシャルを行うことができるようになります。特にテレビを見る時間は年々減少傾向にあるので、YouTubeにコマーシャルを出すことは効果的だと考えられます。

    2 商品のPR・使い方紹介

    広告などの紙面やウェブに掲載していたマニュアルなどで行っていた商品紹介や使い方紹介をYouTubeで行います。

    動画で見ることによって分かりやすさと手軽さをユーザーに提供できるようになります。一般公開すれば商品に興味のあるユーザーに対してもリーチできますし、限定公開にすれば購入者だけに配信することができます。紹介と同時に誕生秘話や知識などを紹介していくとより親しみが湧く可能性もあります。

    3 YouTuberなどとコラボレーションする

    商品をメインにするのではなくあくまでYouTuberをメインとしたコラボレーションを行うことで、商品の認知度を上げる方法です。登録者数の多いYouTuberであればより多くの人に商品を知ってもらうことができるでしょう。

    企業のYouTubeチャンネルの成功事例をご紹介

    e☆イヤホン

    e☆イヤホンは株式会社タイムカプセルが運営するイヤホン・ヘッドホン専門店です。
    e☆イヤホンのYouTube動画では販売しているイヤホンの特徴や使い方について、初心者でもわかるように従業員が紹介してくれます。他にも新商品のレビュー動画やイヤホンの比較レビュー動画、スタッフが愛用している機械の紹介など動画の種類は様々です。従業員それぞれのキャラを全面に押し出し、企画形式の面白い動画であったり、ゲストを招いた生配信を行なったりしています。

    また、従業員は面白いだけでなく、もともとオーディオが好きで商品知識を豊富に持っている方が多いそうで、実際に店舗に足を運んでも商品比較などを的確に行ってくれるので店舗に行く視聴者もいるのだそうです。YouTubeを利用することによってオンラインとオフライン(店舗)を繋げる役割も果たしていることになります。


    こちらの人気動画は2020年7月にアップロードされ、7ヶ月で190万回再生に近づく勢いで視聴されています。

    有限会社佐藤葬祭

    葬式のマナーとその理由の解説、葬儀の料金、葬儀社の裏側、Q&Aコーナー、時事ネタの解説などを行っています。

    葬儀というと暗く悲しいイメージですが、それを払拭するような「明るく楽しくわかりやすく」をモットーとしたコンセプトどおりの内容になっています。
    解説を行っているのは社長ですが堅苦しさがなく、サムネイルだけ見るととても葬祭屋とは思えないほどPOPな感じになっています。興味を引かれる内容も多く、つい開いて見てくなってしまいます。

    人気の動画は136万再生を超え、チャンネル登録者も9万人を超えています。多くの視聴者に葬儀の正しい知識などを教えることができるだけでなく、YouTubeを見た社長のファンである視聴者からの依頼もあるそうです。

    美容室LIPPS

    原宿などに店を構える超人気美容室LIPPSのYouTubeチャンネルです。

    今のトレンドヘアスタイルの紹介や失敗しないヘアスタイルセット動画など美容院に行く前にチェックしたくなるような紹介動画から、時間制限を設けて美容師がバトルするといったテレビのバラエティに引けを取らない面白い動画など幅広くアップロードしており、人気のチャンネルになっています。
    メンズカットの専門性が高いので、男性のお客様がカットされている動画が主になっていますが、女性にモテる髪型なども紹介しており面白い内容となっています。カット後にお客様がすごくかっこよくなっている動画はつい見とれてしまいます。

    株式会社八百ちゅーぶ

    まさかの八百屋のYouTubeチャンネル「yaoTUBE(やおちゅーぶ)」です。

    仕入れ、品作りなどの開店前の紹介、収穫、農家への視察、野菜や果物を使った料理といった農家の視察や野菜の仕入れといった八百屋らしい企画から、料理番組のような企画まで幅広い動画をアップロードしています。

    人気動画は旅番組のようですが、時折八百屋さんとしての知識が出てきて面白い内容となっています。また、実際に店舗の営業中の風景も見ることができる動画もあります。楽しそうな風景や、沢山お客様が入っているのを見ると思わず行きたくなってしまいます。

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    まとめ

    テレビ離れが進みYouTubeなどの動画サービスを利用している人が増えている今、商品の紹介や広告はYouTubeで行うことが最も効果的な方法になってきているとも言えます。多くの人に視聴してもらえる、アプローチができる動画を作成することができれば、企業の成長も見込めるかもしれません。

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