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WordPressのフォームに利用すべきプラグイン3選

ヘルプパーク編集部
WordPressのフォームに利用すべきプラグイン3選

「WordPressで問い合わせフォームを作りたいけれど、プラグインの種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「『Contact Form 7』が有名だと聞いて入れてみたものの、確認画面が出なくて困っている」……そんなお悩みをお持ちのWeb担当者様はいらっしゃいませんか?

フォームは、お客様からの大切な「手紙」を受け取るためのポストのようなものです。もしポストの作り方が悪くて手紙が届かなかったり、投函口がわかりにくかったりしては、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまいます。それだけでなく、使いにくいフォームはお客様にストレスを与え、企業の信頼を損なう原因にもなりかねません。

この記事では、WordPressの定番プラグインである「Contact Form 7」と、確認画面機能に強い「MW WP Form」の違いを解説し、それぞれの導入から自動返信メール、スパム対策までの具体的な設定手順をご紹介します。これらをマスターして、今日から使える安全で親切なフォームを公開しましょう。

WordPressのフォームプラグインはどれを選ぶ?特徴と選び方

世界標準の「Contact Form 7」と日本仕様の「MW WP Form」

WordPress(ワードプレス)でフォームを作成する際、選択肢として必ず挙がるのがContact Form 7MW WP Formの2つです。どちらも素晴らしいプラグインですが、設計思想が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。

まず、Contact Form 7は世界中で最も多く利用されているプラグインの一つです。非常にシンプルで動作が軽量なのが特徴ですが、標準機能では「入力内容の確認画面」が表示されません。送信ボタンを押すと即座に送信完了となります。 一方、MW WP Formは日本人が開発したプラグインで、日本特有の商習慣である「入力→確認→完了」という画面遷移を作る機能が標準で搭載されています。

シンプルな「お問い合わせ」や「資料請求」程度であればContact Form 7で十分なケースが多いです。しかし、採用エントリーシートや詳細なアンケートなど、入力項目が多く、ユーザーに内容を再確認させたい場合はMW WP Formが適しています。

日本のユーザーはWebフォームにおいて「確認画面」がないと不安を感じる傾向が強く、「送信ボタンを押した瞬間に送られてしまった!間違いがないか不安だ」と感じさせてしまうことがあります。特に顧客層が高齢であったり、入力ミスが許されない契約関連のフォームであったりする場合は、確認画面のあるプラグインを選ぶのが、CS(カスタマーサポート)として親切な設計と言えるでしょう。

Contact Form 7とは?
WordPressの公式ディレクトリで最も人気のあるフォーム作成プラグイン。「CF7」とも呼ばれる。カスタマイズ性が高く、豊富な拡張機能が存在するが、基本機能はシンプルに設計されている。

MW WP Formとは?
確認画面付きのメールフォームを簡単に作成できる、日本発のWordPressプラグイン。確認画面機能のほか、条件分岐やデータのデータベース保存機能なども備えている。

【手順1】Contact Form 7の導入方法と基本設定

プラグインのインストールからショートコード設置まで

まずはContact Form 7の導入手順を見ていきましょう。WordPressの管理画面にある「プラグイン」メニューから「新規追加」を選び、検索窓に「Contact Form 7」と入力します。富士山のアイコンが表示されたら「今すぐインストール」をクリックし、続けて「有効化」を押してください。

有効化すると、管理画面の左メニューに「お問い合わせ」という項目が追加されます。ここから「新規追加」を選ぶと、フォームの編集画面が開きます。デフォルトで「お名前」「メールアドレス」「題名」「メッセージ本文」などの基本的な項目がセットされていますので、必要に応じてタグ生成ボタンを使って項目を追加・編集します。

フォームの内容が決まったら「保存」ボタンを押します。すると、画面上部に [contact-form-7 id="1234" title="コンタクトフォーム 1"] といったコードが表示されます。これがショートコードです。このコードをコピーし、お問い合わせ用の「固定ページ」の本文に貼り付けるだけで、実際のフォームとしてWebサイト上に表示されるようになります。

ショートコードとは?
WordPress特有の簡易プログラムコード。[ ] で囲まれた短いコードを記事やページに記述するだけで、複雑な機能(フォームやギャラリーなど)を呼び出して表示させることができる仕組み。

お客様に安心を届ける「自動返信メール」の設定

フォーム作成において、項目作成と同じくらい重要なのが「自動返信メール」の設定です。Contact Form 7の編集画面にある「メール」タブを開き、「メール2を使用」というチェックボックスをオンにしてください。これが自動返信用の設定エリアになります。

ここでは、お客様に入力していただいたメールアドレス宛に、受付完了のメッセージを送る設定を行います。「送信先」の欄には、入力項目のメールアドレスに対応するタグ(例:[your-email])を指定します。 そして、必須項目となる「差出人(From)」や「題名(Subject)」を設定しますが、題名は「【株式会社〇〇】お問い合わせありがとうございます」のように、一目でどこの誰からのメールかわかるようにしましょう。

自動返信メールの文面(メッセージ本文)について、CS現場からの強いアドバイスがあります。単に「送信しました」という機械的な通知だけで終わらせてはいけません。「通常、〇営業日以内に担当者よりご連絡いたします」という期限の約束と、「お急ぎの場合は、お手数ですがお電話(03-xxxx-xxxx)にてご連絡ください」という逃げ道(代替手段)を用意するのが鉄則です。 いつ返事が来るかわからない状態はお客様にとって最大のストレスですし、システムエラーでメールが届かない場合のリスクヘッジとしても、電話番号の記載は非常に有効です。

【手順2】確認画面が必要なら「MW WP Form」での作成

入力・確認・完了の3段階ステップの設定

次に、確認画面が必要な場合のMW WP Formの設定手順です。インストール方法はContact Form 7と同様ですが、フォームの作成フローが少し異なります。 MW WP Formでは、フォーム編集画面で入力項目を作成する際、その項目に入力必須などのルールを設けるバリデーションの設定を行うことができます。画面下の「バリデーションルール」で、どの項目を必須にするか、メールアドレスの形式チェックを行うかなどを細かく指定します。

最大の特徴である確認画面を表示させるには、フォームのHTML記述内に「確認ボタン」「戻るボタン」「送信ボタン」の3つを配置する必要があります。さらに、MW WP Formの設定欄で「入力画面URL」「確認画面URL」「完了画面URL」をそれぞれ指定し、固定ページも3つ分(あるいは同じページで遷移させる設定)を用意することで、スムーズな画面遷移を実現します。 この設定により、ユーザーは「入力」→「確認」→「送信完了」というステップを踏むことができ、入力ミスに気づく機会を得られます。

バリデーションとは?
入力されたデータが正しい形式や条件を満たしているかをシステムがチェックすること。必須項目の未入力や、メールアドレスの形式不備などを検出し、エラーメッセージを表示する機能。

確認画面とは?
フォームに入力した内容を送信する前に、ユーザーが一覧で確認するために表示されるページのこと。誤送信を防ぎ、ユーザーに安心感を与える効果がある。

【手順3】現場を守る「スパム対策」とテスト送信

reCAPTCHA導入で迷惑メールをブロックする

フォームを公開すると、残念ながらすぐに海外からの営業メールや、ボットによる自動送信などの迷惑メール(スパム)が届き始めます。これらを放置すると、本当に大切なお客様からの問い合わせが埋もれてしまったり、業務効率が著しく低下したりします。これを防ぐためのスパム対策は必須です。

最も効果的で一般的な方法は、Googleが提供しているreCAPTCHA(リキャプチャ)というツールを導入することです。「私はロボットではありません」というチェックボックスをクリックさせたり、最新のバージョン(v3)ではユーザーの操作をスコア化して自動的にボットを判別したりします。

Contact Form 7やMW WP Formには、このreCAPTCHAと連携する「インテグレーション」機能が標準で備わっています。GoogleのサイトでAPIキー(サイトキーとシークレットキー)を取得し、プラグインの設定画面に入力するだけで、強力なガードをかけることができます。

スパム対策とは?
無差別に送信される迷惑メールや、悪意のあるプログラムによる自動投稿を防ぐための措置。フォームのセキュリティを高め、管理者の負担を減らすために行う。

reCAPTCHAとは?
Googleが提供する無料のセキュリティサービス。フォームへの入力が人間によるものか、ボット(プログラム)によるものかを判別し、スパム送信をブロックする仕組み。

公開前の「送信テスト」チェックリスト

設定が完了しても、すぐに公開してはいけません。必ず入念なテスト送信を行ってください。 まず、PCとスマホの両方で画面を開き、レイアウトが崩れていないか、入力しにくい項目がないかを確認します。特にスマホでは、必須項目のマークが見えているか、ボタンが押しやすいかをチェックしましょう。

そして最も重要なのが「メールの到達確認」です。自分宛の通知メールだけでなく、お客様役として入力したアドレス宛に「自動返信メール」が正しく届くかを確認してください。

「メールが届かない」というトラブルの大半は、WordPressの設定ではなく、サーバー側の設定不備(SMTP関連)や、迷惑メールフォルダへの振り分けが原因です。 本番運用を始める前に、必ずGmailやYahoo!メール、キャリアメールなど、複数の異なるメールアドレスでテスト送信を行ってください。ここを省略すると、お客様からの連絡をロストする(受け取れないまま放置する)という、ビジネスにおける大事故に繋がります。

WordPressのフォームプラグインなら「Helpdog Form」がおすすめ

ここまで定番の「Contact Form 7」と「MW WP Form」の設定手順をご紹介してきましたが、「設定画面が複雑で難しそう…」「HTMLやCSSの知識がないから、思い通りのデザインにできない」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

そこでおすすめしたいのが、WordPress向けプラグイン「Helpdog Form(ヘルプドッグフォーム)」です。無料で高機能なオンラインフォームを直感的に作成でき、お問い合わせやセミナー登録、顧客アンケートなど、多様なフォームを数分でデザインできます。

専用プラグインを使えば、プログラミング知識が一切なくても、美しく使いやすいフォームをWordPressサイトへ簡単に組み込むことが可能です。

ブロックエディタで簡単ノーコード設置
複雑なショートコードやタグの記述は不要です。WordPressのブロックエディタを使い、数回のクリックだけで記事や固定ページにフォームを埋め込めます。追加設定なしで、スマートフォンやタブレットにも自動で最適化(レスポンシブ対応)されます。

セキュアなデータ管理で安心
フォームから送信された大切な顧客データは、WordPressのデータベース内部には保存されません。外部の「ヘルプドッグ 」側で堅牢に管理されるため、WordPress特有のセキュリティリスクを気にする必要がなく、別途複雑なセキュリティ対策を講じる手間が省けます。

リアルタイムなデータ収集とEFO機能
送信されたデータはリアルタイムで収集・管理できるため、お客様をお待たせしない迅速な対応が可能です。また、入力途中の離脱を防ぐEFO(入力フォーム最適化)機能も備わっており、ビジネスチャンスの損失を防ぎます。

HTMLやCSS、JavaScriptの知識がない非エンジニアのWeb担当者様にとって、まさに救世主となるプラグインです。圧倒的な使いやすさを体感してみてください。

■ WordPressプラグイン「Helpdog Form」専用ページ
https://ja.wordpress.org/plugins/helpdog/

まとめ

本記事では、WordPressの代表的なフォームプラグイン「Contact Form 7」と「MW WP Form」の使い分けと、具体的な作成手順について解説しました。

要点を整理すると、シンプルな問い合わせなら世界標準の「Contact Form 7」、入力項目が多く確認画面が必須なら「MW WP Form」を選ぶのが正解です。どちらを選ぶにしても、自動返信メールは単なる通知ではなく、お客様に「安心感」を与えるための重要な接点であることを忘れないでください。また、reCAPTCHAによるスパム対策は、自分たちの業務効率を守るために最初から設定しておくべきです。

フォームは「設置して終わり」ではありません。実際に運用を始めると、「この項目はお客様が迷いやすいようだ」「問い合わせの種類を分けたほうがいいかもしれない」といった課題が見えてきます。最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。まずはシンプルなフォームからスタートし、スパム対策とテスト送信だけは万全にして、お客様からの大切な声を受け取る準備を整えましょう。皆さんのサイトに、素晴らしい出会いが届くことを応援しています。

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FAQ・よくある質問

Q1

Contact Form 7とMW WP Formの使い分けの基準は?

A

確認画面が必要かどうかが、最もわかりやすい選択基準です。シンプルな問い合わせや資料請求であればContact Form 7で十分ですが、採用エントリーや契約関連のように入力項目が多く、ユーザーに内容を再確認させたい場合はMW WP Formが適しています。顧客層が高齢だったり、入力ミスが許されないフォームだったりする場合は、確認画面のある設計を選ぶのが無難です。

Q2

フォーム公開前の送信テストで確認すべき項目は?

A

PCとスマホ両方でのレイアウト確認に加え、自動返信メールが正しく届くかの確認が最も重要です。メールが届かないトラブルの多くは、WordPressではなくサーバー側のSMTP設定や、迷惑メールフォルダへの振り分けが原因です。Gmail・Yahoo!メール・キャリアメールなど複数の異なるメールアドレスでテストしておくと、本番運用後のメールロストを防げます。

Q3

フォームのスパム対策にreCAPTCHAが必要な理由は?

A

フォームを公開した直後から、ボットによる自動送信や海外からの迷惑メールが届き始めるため、対策なしでは本物の問い合わせが埋もれてしまいます。reCAPTCHAはGoogleが提供する無料サービスで、Contact Form 7・MW WP Formいずれも標準のインテグレーション機能に対応しており、APIキーを入力するだけで導入できます。業務効率とセキュリティの両面から、公開前に設定しておくことが推奨されます。

ヘルプドッグ編集部
筆者

ヘルプドッグ編集部

セルフサポートやカスタマーサポート運用に関する知見をもとに、現場で役立つ情報をわかりやすく発信しています。 実際の運用課題や改善事例を踏まえながら、自己解決率向上とサポート業務の効率化につながるヒントをお届けします。