SAML認証を利用した限定公開機能を追加
社内の認証基盤と連携し、シングルサインオン(SSO)でFAQサイトやAIチャットボットへスムーズにアクセス

ヘルプドッグのFAQサイトやAIチャットボットなどを、SAML認証を利用して限定公開できるようになりました。
社内で利用している既存の認証基盤(IdP)と連携することで、従業員は新たなID・パスワードを管理することなく、一度のログイン(シングルサインオン)でヘルプドッグの限定公開コンテンツにアクセスできます。利便性の向上とアクセス制御の自動化を両立し、セキュアな情報共有を実現するための機能です。
個別アカウント管理によるセキュリティリスクと運用負荷
社内向けのFAQサイトや業務マニュアルを限定公開する際、システムごとに個別のIDとパスワードを発行する運用は、利用者のログインの負担を増大させ、パスワードの使い回しや紛失によるセキュリティリスクを引き起こします。
また、管理者にとっても、入退社や異動に伴うアカウントの追加・削除・権限変更の作業負荷が課題となります。アカウントの消し忘れによる退職者の不正アクセスや情報漏洩を防ぐためには、認証の一元管理が不可欠です。
社内の認証基盤と連携したスムーズなアクセス

SAML認証機能を利用することで、自社のIdPとヘルプドッグを連携できます。
従業員は普段利用している社内アカウントでログインするだけで、ヘルプドッグ上の限定公開コンテンツを閲覧可能です。各システムでの個別ログインが不要となるため、必要な情報を取得するまでの手順が短縮されます。
また、管理者はIdP側でユーザー情報を一元管理できるため、ヘルプドッグ側での個別アカウント運用が不要になります。退職者のアクセス権限も大元の認証基盤で停止するだけでヘルプドッグへのアクセスも遮断されるため、内部統制の強化に直結します。
対応IDプロバイダーと留意点

以下のIDプロバイダーで動作確認が完了しています。SAML 2.0に準拠したIDプロバイダーであれば、基本的に連携が可能です。
IDプロバイダー | 状況 |
Microsoft Entra ID(旧 Azure AD) | 動作確認済み |
Google Workspace | 動作確認済み |
多様な公開要件に対応する認証方式
ヘルプドッグでは、「メールアドレス認証」や「JWT(JSON Web Token)認証」に加え、今回「SAML認証」を提供開始しました。
企業のセキュリティ要件や既存のシステム環境に合わせて最適な認証方式を選択し、社内外を問わず安全かつ効率的なカスタマーサポート・ナレッジ共有システムを構築できます。
ヘルプドッグでは、SAML認証をはじめとするエンタープライズ水準のセキュリティ機能の拡充を通じて、組織内におけるナレッジの安全かつシームレスな共有を支援しています。
今後も、FAQサイト、AIチャットボット、お問い合わせフォームなどを一体で運用できるAI活用型のオールインワンカスタマーサポートシステムとして、強固なガバナンスの維持と、自己解決の支援から問い合わせ受付までをつなぐサポート体験の向上に継続して取り組んでまいります。
項目 | 内容 |
対象機能 | SAML認証を利用した限定公開 |
対象プラン | プロフェッショナルプラン |
提供開始日 | 2026年4月7日(予定) |
よくあるご質問
Q. どのような認証基盤(IdP)と連携できますか?
Microsoft Entra ID(旧 Azure AD)やGoogle Workspaceのほか、SAML 2.0の規格に準拠しているIDプロバイダーであれば、ご利用いただけます。
用語解説
- SAML(Security Assertion Markup Language)
異なるシステム(セキュリティドメイン)間でユーザー認証情報や属性情報を安全に交換するためのXMLベースの標準規格。
- SSO(Single Sign-On)
ユーザーが一度認証を受けるだけで、許可された複数のシステムやクラウドサービスを利用できる仕組み。
- IdP(Identity Provider)
ユーザーのID情報を一元的に保存・管理し、各システム(サービスプロバイダ)からの要求に対して認証結果を提供するシステム。