解説
セキュリティベンダーは、ウイルス対策、不正アクセス検知、脆弱性診断といった領域の製品やサービスを提供する事業者です。顧客情報を大量に扱うコンタクトセンターにとって、どこと組むかは管理項目の一つになります。一口にセキュリティベンダーといっても、自社製品を売る会社、監視と運用を請け負う会社、診断や助言を中心にする会社があり、任せられる範囲は同じではありません。
製品を納めるだけか運用まで見るかで役割が変わる
製品型のベンダーは、対策ソフトや機器を納めるところまでを担当します。監視を請け負うベンダーは、集めたログを継続して確認し、異常があれば連絡してきます。診断型は、決まった時期に弱点を洗い出して報告書を出す形です。夜間に見る要員が自社にいないまま製品型だけを契約すると、警報が上がっても誰も気づかない状態になりかねません。
検知したあと誰がどう動くかを契約時に決めておく
センターで問題になるのは、警報が上がったあとの流れです。ベンダーからの連絡はどこに入るのか、その担当が不在の夜間や休日はどうするのか、顧客への告知が必要な事態かを誰が判断するのかを、契約の段階で書き出しておきます。在宅勤務の端末やシンクライアント環境を監視の対象に含めるかどうかも、後から揉めやすい確認事項です。
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