解説
セキュリティベンダーは、ウイルス対策、不正アクセスの検知、脆弱性診断といった領域の製品やサービスを企業に提供する事業者です。顧客情報を大量に扱うコンタクトセンターにとって、どのセキュリティベンダーと組むかは管理項目のひとつになります。ただし、一口にセキュリティベンダーといっても、任せられる範囲は事業者によって異なります。
種類
セキュリティベンダーには、提供する内容によって、たとえば次のような形態があります。
- 製品型:対策ソフトや機器を納めるところまでを担当する
- 監視型:集めたログを継続して確認し、異常があれば契約先に連絡する
- 診断型:決まった時期にシステムの弱点を洗い出し、報告書を提出する
実務での使われ方
コンタクトセンターで問題になるのは、ベンダーが異常を検知したあとの流れです。そのため、次の点を契約の段階で書き出しておきます。
- ベンダーからの連絡をどの部署や担当者が受けるのか
- 連絡先の担当者が不在の夜間や休日はどうするのか
- 顧客への告知が必要な事態かどうかを、誰が判断するのか
さらに、在宅勤務の端末やシンクライアント環境を監視の対象に含めるかどうかも、確認しておく事項です。
注意点
夜間に警報を確認する要員が自社にいないまま、製品型のベンダーだけと契約すると、警報が上がっても誰も気づかない状態になりかねません。自社で監視できる範囲と、ベンダーに任せる範囲を区別したうえで契約内容を決めます。
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