解説
参照元表示は、AIが回答の根拠にした記事を、回答とあわせて示すことです。出典表示とも呼ばれます。RAGのように社内の記事を検索して回答を生成する仕組みでは、どの記事を読んで答えたのかを回答の下に併記できます。生成された文章だけを示す場合と比べ、顧客が自分で内容を確かめられる点に違いがあります。
誤回答への気づきと記事の不足の発見につながる
根拠が示されていれば、顧客は元の記事を開いて説明を読み直せます。回答文と記事の内容が食い違っていれば、ハルシネーションが起きていることに気づけます。運営する側から見ると、どの記事がよく参照されているか、逆にどの質問で参照できる記事が見つからなかったかが分かるため、ナレッジベースで補うべき箇所が浮かび上がります。
記事名とリンクを単位として示す
表示の単位は、記事名とリンクの組み合わせが基本になります。該当する見出しまで示せると、長い記事でも読み手が探す手間を省けます。ただし、根拠を示しても記事そのものが古ければ、古い内容の回答に根拠が付くだけです。参照される記事の更新日を管理し、仕様の改定に合わせて内容を見直す運用と組み合わせることが前提になります。
該当する用語がありません