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サンドボックス環境

英語表記
Sandbox Environment
読み
さんどぼっくすかんきょう
別名
サンドボックス

本番に影響を与えずに試せる、本番と分離された環境。

解説

サンドボックス環境は、本番環境から切り離され、操作や設定変更を自由に試してよい環境です。語源は子どもが遊ぶ「砂場」で、中で何をしても外側に影響が及ばないという意味合いを持ちます。SaaSでは、本番と同じ機能を試せる環境として、顧客や開発者向けに提供される場合があります。なお、セキュリティ分野では、外部から受け取ったプログラムを隔離された領域で動かし、システムへの影響を防ぐ仕組みも「サンドボックス」と呼びます。

実務での使われ方

サンドボックス環境を使うと、サポート担当者が問い合わせの内容を再現し、原因を切り分けられます。主な用途は次のとおりです。

  • 顧客が本番データを壊さずに操作を練習する
  • 設定変更の影響を、本番に適用する前に確かめる
  • サポート担当者が問い合わせ内容を再現し、原因を切り分ける
  • API連携や外部システムとの接続を検証する

なかでも問い合わせ内容の再現は、実務での効果が大きい用途です。「こちらでは再現しませんでした」と回答する場合と、再現手順を確認したうえで回答する場合とでは、顧客からの信頼が大きく異なります。

注意点

本番環境とバージョンや設定がずれると、サンドボックス環境での検証結果が役に立たなくなります。そのため、何をどこまで本番と同じに保つのかを決め、差分がある場合は明示する運用が必要です。また、本番データをそのまま複写して使う場合は、個人情報の扱いに注意が必要です。