解説
シンクライアントは、手元の端末には画面の表示と入力だけを担わせ、実際の処理とデータの保存はサーバー側で行うシステム構成です。これを実現する方式の一つが仮想デスクトップ(VDI)で、ほかにサーバー上の環境を複数人で共有するサーバーベース方式や、利用者ごとに専用のブレードPCを割り当てる方式もあります。シンクライアントとVDIは同じものではなく、VDIは実現手段の一つという関係です。製品を比較するときは、どの方式を指しているのかを最初に確認してください。
端末にデータが残らないので紛失や在宅勤務のリスクを抑えられる
顧客の個人情報を扱う業務では、端末からの情報持ち出しを防ぐことが大前提になります。シンクライアントなら、手元にファイルが残らないため、端末の紛失や盗難が直ちに情報漏えいにはつながりません。在宅勤務を導入する際の前提条件とされることもあります。
回線が不安定だと操作が遅くなる
通信環境に依存するため、回線が不安定だと操作の反応が遅くなります。音声を同じ経路で流す構成にすると通話品質にも影響が出るため、音声と画面を分ける設計がとられることもあります。
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