解説
モニタリングフィードバックは、評価結果を本人に伝え、次回の行動につなげるための対話です。点数を付けただけでは応対は変わらないため、ここが実質的な育成の場になります。評価表の説明で終わるか、本人が次に試すことを持ち帰れるかで、同じ時間の価値が大きく変わります。
本人の認識を先に聞いてから改善点を絞る
- 録音を一緒に聞き、本人の認識を先に確かめる
- 良かった点を具体的に伝える(抽象的な賞賛は効かない)
- 改善点は1〜2つに絞る
- 次回までに試すことを合意する
先に指摘から入ると、残りの時間は弁解を聞く場になりがちです。本人がどこを難しいと感じたかを言わせてから進めると、指摘の受け取られ方が変わります。
期間が空くと本人が場面を思い出せない
評価から面談まで数週間空くと、本人はその応対を覚えていません。録音を一緒に聞ける時間を含めても15分程度で終えられる形にして、頻度を保つほうが効果的です。短くても定期的に実施されていれば、指摘そのものが特別なことではなくなります。
合意した内容を次回の冒頭で確かめる
前回何を試すと決めたかを確かめないまま新しい指摘を重ねると、課題だけが積み上がります。面談の冒頭で前回の約束に触れ、できていれば認め、できていなければ何が妨げになったのかを聞いてください。担当者本人の努力ではなく、手順書や権限の不足が原因だと分かる場合もあります。
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