解説
エンプティステートは、一覧やダッシュボードなどに表示する内容がなく、画面や領域が空になっている状態を指します。Nielsen Norman Groupは、エンプティステートを「コンテンツがまだ存在しないか、表示できないコンテナ、画面、パネル」と定義し、オンボーディングやアプリの使い始めによく現れるとしています。
種類
エンプティステートは、主に次のような場面で発生します。
- 使い始めた直後で、利用者がまだデータを作成していない
- 検索結果がゼロ件である
- フィルタの条件に一致するデータがない
実務での使われ方
エンプティステートを空白のままにすると、新規利用者がそのまま離脱するおそれがあります。エンプティステートは、新規利用者が最初に目にする画面になることが多いためです。空白や「データがありません」の一行だけだと、利用者は次に何をすればよいか分からず、離脱するか、問い合わせてきます。一方で、最初の一手を示せれば、エンプティステートはオンボーディングの入口として機能します。
そのため、エンプティステートの画面には、次の内容を書いておきます。
- なぜ空なのか(まだ作っていないのか、条件に合わないのか)
- 次にとるべき行動と、行動を始めるためのボタン
- サンプルやテンプレートへの導線
- 検索結果がゼロ件の場合は、条件を緩める提案や別の検索語の候補、問い合わせ先
注意点
空の状態で何も表示しないと、利用者は、読み込み中なのか、エラーが起きたのかを判断できません。したがって、「選択した期間に表示できる記録はありません」のように、空である理由を具体的に示します。
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