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ノイズキャンセリングマイク

英語表記
Noise-Cancelling Microphone
読み
のいずきゃんせりんぐまいく
別名
NCマイク

送話側で雑音を抑える機能を備え、顧客に伝わる周囲の音を減らすマイク。

解説

ノイズキャンセリングマイクは、周囲の騒音を抑え、話し手の声を中心に顧客側へ伝えるマイクです。在宅で応対する担当者に支給する機器を選ぶとき、最初に検討される項目の一つです。

仕組み

ノイズキャンセリングマイクの効き方は、マイクの構造と音声の処理の組み合わせで決まります。

まず、単一指向性マイクは、口元の方向の音を拾いやすくする構造であり、雑音を打ち消す処理とは仕組みが異なります。一方で、音声の処理による方式は、複数のマイクで拾った音を比べるなどして、声以外の成分を抑えます。さらに近年は、機械学習で人の声と雑音を聞き分けるAI処理を組み込んだ製品も増えています。

実際の製品は、構造と処理の両方を組み合わせていることが多く、「ノイズキャンセリング対応」という表記だけでは効き方まで分かりません。

実務での使われ方

カタログでは、マイク側の雑音抑制も、受話側のアクティブノイズキャンセリングも、同じ「NC」の表記でまとめられることがあります。そのため、調達の際は、どちらの機能を指しているのかを仕様の記述で確認します。

また、機器の効きは、使う場所の音の種類で変わります。したがって、台数を決める前に、本番と同じ場所で数台を試用します。確認するときは、自分の聞こえ方ではなく、通話相手にどう聞こえているかを録音や相互通話で確かめます。

注意点

従来の処理方式では、空調やファンのように一定して鳴っている音は抑えやすい一方で、隣席の会話や家族の声のように変化する音は残りやすくなります。AI処理を使う製品には、変化する音にも対応するものがありますが、効果は製品によって異なります。

また、ブームが短く口元からマイクが離れる形状では、構造によって得られる効果が小さくなります。一般的には口角から2cm程度の位置にマイクを置くとされるため、口元の近くにマイクを保てるかどうかも合わせて確認します。

なお、静かな会議室で試しても、座席が密集したフロアや在宅の部屋での判断材料にはなりません。