解説
ノイズキャンセリングマイクは、周囲の騒音を拾わず、話し手の声だけを顧客側に届けるマイクです。在宅で応対する担当者に支給する機器を選ぶとき、最初に検討される項目の一つです。
調達時にマイク側かスピーカー側かを確かめる
カタログでは、マイク側の雑音抑制も、受話側のアクティブノイズキャンセリングも、同じ「NC」の表記でまとめられることがあります。どちらを指しているのかは仕様の記述で確認します。送話側と受話側で効き方が違う点は、ノイズキャンセリングの項で説明しています。
単一指向性との組み合わせで効き方が決まる
単一指向性マイクは口元の方向の音を拾いやすくする構造で、雑音を打ち消す処理とは仕組みが違います。実際の製品は両方を組み合わせていることが多く、「ノイズキャンセリング対応」という表記だけでは効き方まで分かりません。ブームが短く口元からマイクが離れる形状では、構造の側で得られる分が小さくなるため、口元の近くにマイクを保てるかどうかも合わせて見ます。
実際に使う環境で試してから台数を決める
効きは周囲の音の種類で変わります。空調やファンのように一定して鳴っている音は抑えやすく、隣席の会話や家族の声のように変化する音は残りやすくなります。静かな会議室で試しても、座席が密集したフロアや在宅の部屋での判断材料にはなりません。本番と同じ場所で数台を試用し、自分の聞こえ方ではなく、通話相手にどう届いているかを録音や相互通話で確かめます。
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