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ジッターバッファ

英語表記
Jitter Buffer
読み
じったーばっふぁ
別名
ジッタバッファ

音声パケットの到着間隔のばらつきを一時的にためて吸収し、一定の間隔で再生する仕組み。

解説

ジッターバッファは、VoIPなどで、受信側が音声パケットをいったんためてから再生する仕組みです。ネットワークでは、パケットが届く間隔にばらつき(ジッター)が生じます。そこで、ジッターバッファは届いたパケットを一定の間隔に並べて再生し、途切れの少ない音声に戻します。

仕組み

ジッターバッファには、ためておく時間(再生遅延)を固定する固定型(スタティック)と、パケットの到着状況に応じて変える適応型(ダイナミック、アダプティブ)があります。Ciscoの機器などは、ネットワークの状態に応じて自動で調整する適応型を既定の動作としています。ただし、バッファの範囲を超えて遅れて届いたパケットは破棄されるため、ジッターが大きすぎると音切れが生じます。

注意点

バッファを大きく取るほど音切れは減りますが、ためる時間の分だけ声が届くまでの遅延が増えます。遅延が大きいと、互いの発話が重なったり、会話の間の取り方がちぐはぐになったりします。なお、ITU-T G.114は、高い音声品質を保つための片方向の遅延の目安を150ミリ秒としています。したがって、コールセンターのように会話のテンポが重要な用途では、音切れと遅延のバランスを見て設定します。