解説
視聴完了率は、動画がどれだけ最後まで見られたかを表す指標です。動画広告の効果測定で広く使われており、FAQやマニュアルに載せる操作手順の動画でも、内容が伝わっているかを判断する材料になります。ただし、操作手順の動画では、最後まで見てもらえたかどうかより、必要な場面にたどり着けたかどうかのほうが重要です。そのため、チャプターで区切ったり短い動画に分けたりすると、視聴完了率も実態に近い数値になります。
算出方法
視聴完了率(%)= 最後まで再生された回数 ÷ 再生が開始された回数 × 100
実務での使われ方
視聴完了率が低い場合は、尺が長すぎるか、冒頭の導入が長く本題に入る前に離脱されている可能性があります。離脱が集中している秒数を確認すると、視聴者がどの場面で見るのをやめたかが分かります。
注意点
同じ動画でも、再生ボタンが押された回数を分母にするか、ページを開いた時点の自動再生まで含めるかで、数値は変わります。自動再生を含めると、見る意思のない再生が分母に入るため、視聴完了率は下がります。さらに、完了の数え方もツールや媒体によって異なり、たとえばGoogle 広告の一部の形式では、自動再生で最後まで流れた視聴を完了に数えません。したがって、他社の事例や別のツールの数値と比べる前に、分母と完了の定義を確認してください。社内で追う場合は定義を固定し、同じ条件での推移だけを比べると判断を誤りません。
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