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学習履歴

英語表記
Learning Record
読み
がくしゅうりれき
別名
受講履歴

誰がいつどの教材をどこまで受講し、どのような結果だったかを記録したデータ。

解説

学習履歴は、誰が、いつ、どの教材を、どこまで受講したかを蓄積した記録データです。一般に、LMS(学習管理システム)が受講日、所要時間、進捗、テストの得点、修了の有無などを受講者ごとに記録します。したがって、学習履歴は受講率の管理に使えるだけでなく、多くの受講者がつまずく箇所を見つけて教材を改善する材料にもなります。

実務での使われ方

理解度テストで誤答が多い項目は、モニタリングで重点的に確認する項目を決める手がかりになります。なぜなら、テストで誤答が多い項目は、実際の応対でも誤案内が起きやすい領域だからです。一方で、全員が正答している項目まで毎回確認すると、限られたモニタリングの時間を使い切ってしまいます。

さらに、学習履歴から理解が遅れている担当者を早めに見つければ、SVは補講を組む対象者を決められます。

注意点

受講済みであることと、内容を理解して業務で使えることは同じではありません。学習履歴が示すのは、教材を開いた事実とテストの結果までです。たとえば、受講率が100%でも同じ誤案内が続く場合は、教材の内容か、教材と業務の結びつきに原因があると考えられます。そのため、学習履歴はモニタリングの評価結果と突き合わせて読んでください。

また、学習履歴を個人の人事評価に直結させると、受講の形だけが残るおそれがあります。たとえば、動画を再生したまま放置する、テストの答えを共有するといった行動が生まれます。学習履歴は、教材の改善と、つまずいている人を早く見つけることに使うと決めておくと効果的です。

なお、SCORMに対応したLMSが記録できるのは、主に受講の状況や得点などです。研修の外での行動まで記録したい場合は、xAPIなどの規格に対応した仕組みが候補になります。