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修了判定

英語表記
Completion Criteria
読み
しゅうりょうはんてい

eラーニングや研修で、受講を完了したとみなす基準と、基準に照らした判定のこと。

解説

修了判定は、「動画を最後まで再生した」「テストで80%以上を取った」など、何をもって受講完了とするかを決める基準です。LMS(学習管理システム)の設定項目として現れ、研修の担当者が受講者ごとの完了状況を把握する際の基準になります。

仕組み

LMSは、教材から送られる受講の状況をもとに、受講者ごとの完了状態と合否を記録します。eラーニングの規格であるSCORM 1.2では、完了と合否を一つの項目で管理します。一方、SCORM 2004では、完了状態と合否状態を別々の項目で管理します。また、教材が状態を設定しない場合は、LMSが合格点と受講者の得点を比べて合否を自動で判定する仕組みもあります。さらに、LMSによっては、動画を最後まで再生しないと完了にならず、早送りもできない設定を選べます。

実務での使われ方

再生完了だけを基準にすると、動画を流しておくだけの受講が増えます。そのため、実務に直結する内容には理解度テストを置き、周知が中心の内容は再生完了で足りるとする使い分けが現実的です。

合格ラインは、全問正解を求めるか、8割程度に置くかで運用が変わります。たとえば、個人情報の取り扱いや法令にかかわる内容だけを全問正解の条件にする運用もあります。

注意点

合格ラインを後から引き上げると、過去の受講者と扱いがそろわなくなります。したがって、合格ラインは運用を始める前に決めておきます。また、不合格だった受講者には、同じテストを繰り返させるのではなく、間違えた設問に対応する箇所を学習してから再受験してもらいます。再受験の回数や期限、合格できない場合に誰が個別にフォローするかまで、あらかじめ決めておいてください。