解説
ソフトフォンは、PCやスマートフォンにインストールしたソフトウェアを使って、電話の発信と着信を行う仕組みです。専用の電話機(ハードフォン)を置く必要がなく、オペレーターはヘッドセットをつないだPCで通話します。
仕組み
ソフトフォンは、VoIPの技術を使い、音声をデータとしてネットワーク経由で送受信します。利用するには、ソフトウェアのほかに、次の3つが必要です。
- 音声の入出力機器:ヘッドセット、またはPCのマイクとスピーカー、USB接続の電話機
- ネットワーク:安定した速度のインターネット回線や社内LAN
- 電話サービスのアカウント:IP電話サービス、IP-PBX、クラウドPBXなどに登録したアカウント
実務での使われ方
ソフトフォンでは専用の電話機を選定・調達する必要がないため、センターは席の増減や在宅勤務への切り替えに対応しやすくなります。さらに、CRMやCTIと同じ画面に発着信の操作を置けるため、画面上のクリックで発信する機能や、応対履歴の自動作成と組み合わせやすくなります。
注意点
ソフトフォンの動作はPCに依存します。そのため、PCの動作が重いと通話品質が下がり、PCを再起動している間は電話も使えません。
導入の前には、標準とするPCの性能、使用するヘッドセットの対応状況、ネットワークの帯域とQoSの設定を確認してください。また、少人数での試験で問題がなくても、同時通話数が増えると音切れが起きることがあります。したがって、本番の規模を想定した検証が必要です。
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