解説
覗き見防止フィルターは、ディスプレイの前面に貼り付けたり取り付けたりして、真正面以外の角度から画面を見えにくくするフィルムです。コンタクトセンターでは、画面に表示される顧客情報を、隣席の人や背後を通る人から隠す目的で使われます。
仕組み
覗き見防止フィルターの内部には、髪の毛ほどの細い遮光層(マイクロルーバー)が縞模様のように並んでいます。遮光層が光の進む向きを正面方向に絞るため、正面からは画面が見える一方で、斜めからは画面が暗く見えます。見える角度の範囲(視野角)は製品によって異なり、約60度に制限する製品もあります。
実務での使われ方
オペレーターの画面には、氏名、連絡先、契約内容、場合によっては支払い情報などが常に表示されています。ブースが隣り合うレイアウトでは、仕切りだけでは画面を隠しきれないため、覗き見防止フィルターが補完の手段になります。
在宅対応では、同居家族や訪問者からの覗き見を防ぐ目的で、覗き見防止フィルターを支給品の一つにすることがあります。さらに、個人情報保護委員会のガイドラインでは、物理的安全管理措置の一つとして「のぞき込みを防止する措置」が挙げられています。
注意点
覗き見防止フィルターを付けると、正面から見ても画面の明るさが下がります。そのため、色の濃淡を見分ける作業には向き不向きがあります。
また、ディスプレイの寸法に合わないフィルターや、正確に貼られていないフィルターでは、隙間から画面が見えてしまいます。したがって、支給する前に、機種ごとの画面の大きさを確かめます。
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