解説
プライバシーマークは、個人情報保護マネジメントシステムを構築して適切に運用している事業者を評価し、マークの使用を認める制度です。一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が制度を運営しています。審査の基準は、日本産業規格JIS Q 15001に基づいて定めた「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」です。現在は、JIS Q 15001:2023に準拠した版が使われています。
付与は原則として法人単位で行われ、付与を受けた事業者は、名刺やWebサイトなどにマークを表示できます。有効期間は2年間で、以降は2年ごとに更新できます。更新する場合は、有効期間が終了する8か月前から4か月前までの間に申請し、あらためて審査を受けます。
実務での使われ方
個人情報を扱う業務を外部に委託する際、委託先の選定条件としてプライバシーマークの取得が挙げられることがあります。そのため、コールセンター業務を受託するBPO事業者にとっては、案件獲得の前提条件になる場合もあります。
注意点
プライバシーマークとISMSは、対象範囲も審査の目的も異なります。プライバシーマークは個人情報に対象を絞った国内制度で、ISMSは情報資産全般を対象とする国際規格に基づく認証です。したがって、一方を取得していれば他方が不要になるという関係ではありません。また、更新申請の期限を過ぎると有効期間が切れるため、更新の時期を社内で管理しておく必要があります。
出典
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