お問い合わせ

NDA(秘密保持契約)

英語表記
Non-Disclosure Agreement
読み
えぬでぃーえー(ひみつほじけいやく)
別名
機密保持契約

取引で知った相手の情報を外部に漏らさないことを取り決める契約。

解説

NDAは、取引を進める過程で知った相手方の情報を外部に漏らさず、目的外にも使わないことを取り決める契約です。Non-Disclosure Agreement の略で、秘密保持契約や機密保持契約とも呼ばれます。コンタクトセンターの委託では、検討の段階から応対の実態やシステム構成、顧客データの規模までを開示することになるため、業務委託契約を結ぶ前の入口でNDAを交わすのが通例です。

秘密情報の範囲と目的外利用の禁止を書き分ける

主に定めるのは、何を秘密情報とするのか、どの目的でなら使ってよいのか、義務がいつまで続くのか、契約が終わったときに情報をどう返却または廃棄するのか、といった項目です。範囲を「開示した一切の情報」と広くとると運用しきれないため、書面や電子データに秘密である旨を明示する方式を採る例もあります。契約期間と秘密保持義務の存続期間を別に定める点も、読み落としやすいところです。

個人情報を預ける場合は委託先の監督が別に必要になる

NDAを結べば個人情報の取り扱いが片付くわけではありません。個人情報保護法は、個人データの取り扱いを委託する事業者に対し、委託を受けた者への必要かつ適切な監督を求めています(第25条)。委託先の選定基準、契約上の安全管理措置、取り扱い状況の把握といった対応が、NDAとは別に求められることになります。自社の取引でどこまで定めるべきかは、法務や専門家に確認してください。

出典