解説
Bluetoothは、ヘッドセットなどの一般的な機器では10メートル程度までの近距離で、機器同士を無線でつなぐ通信規格です。PCやスマートフォンの多くがBluetoothに対応しているため、ワイヤレスヘッドセットの多くがBluetoothで接続します。
仕組み
Bluetoothは、無線LANや電子レンジなどと同じ2.4GHz帯の電波を使います。Bluetoothは、2.4GHz帯を複数のチャネル(従来方式では79、Bluetooth Low Energyでは40)に分け、使う周波数を短い間隔で切り替える周波数ホッピングという方式で通信します。ただし、同じ2.4GHz帯を使う無線LANとの間では、電波の干渉が起きることがあります。
Bluetoothの通信距離は、送信出力によってClass 1(約100メートル)、Class 2(約10メートル)、Class 3(約1メートル)に分かれます。ヘッドセットなどの機器は、Class 2が多く採用されています。
実務での使われ方
コンタクトセンターのワイヤレスヘッドセットには、BluetoothのほかにDECTという方式もあります。
| Bluetooth | DECT | |
|---|---|---|
| 周波数帯 | 2.4GHz帯(無線LANと共用) | 1.9GHz帯(日本の場合) |
| 干渉 | 受けやすい | 受けにくい |
| 距離 | 短い(約10メートル) | 長い(屋内で約55メートルの製品もある) |
| 端末 | スマホやPCで汎用 | 専用の親機(ベース)が必要 |
座席が密集し、多数の担当者が同時にワイヤレスヘッドセットを使うセンターでは、干渉を受けにくいDECTが選ばれることがあります。一方で、在宅勤務や少人数の窓口では、PCやスマートフォンにそのまま接続できるBluetoothが手軽です。
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