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BI(ビジネスインテリジェンス)

英語表記
Business Intelligence
読み
びーあい(びじねすいんてりじぇんす)

複数のシステムに散らばるデータを集めて分析し、意思決定に使える形で可視化する仕組み。

解説

BI(Business Intelligence)は、組織のデータを収集・蓄積・分析・報告し、経営や現場の意思決定に役立てる手法や技術を指します。1989年に、のちにガートナー社のアナリストとなるハワード・ドレスナー氏が、事実に基づいて意思決定を支援する概念と手法の総称として提唱しました。現在は、BIを実現する専用のソフトウェア(BIツール)を指して使われることが一般的です。

実務での使われ方

BIを使うと、別々のシステムのデータを突き合わせて、データ同士の関係を見つけられます。たとえば、電話基盤の稼働データ、CRMの応対履歴、アンケートの回答、Webの行動ログといった別々の場所にある情報を突き合わせると、単独のシステムでは見えない関係を把握できます。具体的には、特定ページの閲覧後に問い合わせが集中している、ある商品の出荷週に呼量が跳ねる、といった関係です。

さらに、近年のBIツールには生成AIの機能が加わっています。たとえば、MicrosoftのPower BIでは、Copilotを使って、データについて自然言語で質問したり、レポートの要約や作成を依頼したりできます。

注意点

BIツールは、誰が何を判断するために見るかを決めると定着します。ツールを入れただけでは、画面は使われません。したがって、誰が、いつ、何を判断するために見るのかを決め、判断に必要な数値だけを載せた画面を用意することが定着の条件です。項目を詰め込んだ画面は、結局どこを見ればよいか分からず放置されます。