解説
フリーアドレスは、従業員ごとの固定席を設けず、出社した人が空いている席を使う運用です。フリーアドレスは日本で定着した表現であり、英語では hot desking と呼ばれます。Oxford Advanced Learner’s Dictionaryは、hot-deskingを「一人ひとりに専用の机を与えるのではなく、必要になったときに机を割り当てる職場の慣行」と説明しています。
実務での使われ方
コンタクトセンターでは、シフト制と組み合わせて席数を抑える目的で、フリーアドレスが採用されます。全員が同時に出社しない職場では、在籍人数と同じ数の席は必要ありません。そのため、同時に稼働する人数の最大値に合わせて席を用意すれば、賃料と設備の費用を抑えられます。
また、在宅勤務と併用する場合は、出社する日だけ席を予約する仕組みを導入し、着席できない事態を防ぎます。
注意点
ヘッドセットは耳に触れるため、共用には向きません。そのため、ヘッドセットは個人に支給し、QDコネクタで席側のケーブルと着脱する方式が現実的です。
さらに、フリーアドレスでは書類や付箋を席に残せないため、退席時に机の上を空にするクリアデスクの運用を徹底します。特に、顧客情報を扱う席では、書類の保管場所と施錠の手順を事前に決めてください。保管場所が決まっていないと、担当者は席を移るたびに書類を持ち歩くことになります。
出典
該当する用語がありません