解説
5W1Hは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の頭文字を取った言葉で、情報の抜け漏れを防ぐための基本的な枠組みです。カスタマーサポートでは、問い合わせの聞き取りや応対履歴の記録に使われます。
種類
5W1Hは、次の6つの観点で構成されます。
- When(いつ):出来事が起きた日時や時期
- Where(どこで):出来事が起きた場所や環境
- Who(誰が):関わった人や対象
- What(何を):行われたことや起きたこと
- Why(なぜ):理由や目的
- How(どのように):手段や経緯
実務での使われ方
5W1Hは、不具合の問い合わせを受ける際のヒアリング項目として有効です。たとえば、次のように聞き取ります。
- いつ:発生日時、頻度、直前に行った操作
- どこで:画面名、ページ、利用環境(OS・ブラウザ・端末)
- 誰が:対象アカウント、権限、複数の利用者で起きているか
- 何を:実行した操作、表示されたメッセージ
- なぜ:顧客が考えている原因、本来実現したかったこと
- どのように:再現手順
さらに、応対履歴を書くときに5W1Hを見出しとして使うと、引き継いだ担当者が状況を読み取りやすくなります。
注意点
用件によっては、すべての項目が必要とは限りません。そのため、業務ごとに聞く項目をあらかじめ絞っておきます。
また、顧客がすでに話した内容をもう一度聞く、理由を言わずに項目を畳みかける、といった聞き方は、尋問のように受け取られます。担当者は、不足している項目だけを「原因を切り分けたいので」と理由を添えて尋ね、聞き取った内容をその場で復唱して確認します。
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