解説
カスタマージャーニーマップは、カスタマージャーニーを図として可視化したものです。横軸に時間の流れ(段階)を、縦軸に「顧客の行動」「接点(タッチポイント)」「顧客の感情」「課題」「担当部署」などを並べ、体験の起伏を一覧できる形にまとめます。
作成の目的は、きれいな図を完成させることではなく、部署をまたいだ議論の土台をつくることにあります。営業、マーケティング、サポートで見えている顧客像が食い違っていることは珍しくなく、部署ごとの顧客像の差を突き合わせる過程自体に価値があります。
実務での使われ方
カスタマージャーニーマップは、対象とするペルソナを決めてから、段階、行動、感情を順に埋めていく形で作成します。
- 対象とするペルソナを一つに絞る
- 購入から利用までの段階を洗い出す
- 各段階での行動と接点を書き出す
- 実際の問い合わせ内容やアンケートから、感情と課題を補う
- 改善の優先度が高い箇所を特定し、担当部署を決める
注意点
想像だけで作ると、カスタマージャーニーマップは社内の思い込みを図にしただけのものになります。そのため、問い合わせ履歴、アンケートの自由記述、顧客インタビューといった一次情報を根拠として用いることが前提です。
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