解説
あいまい検索は、入力された検索語と完全には一致しない語句も、表記の揺れや入力ミスを考慮して検索結果に含める方式です。顧客は正式な製品名や社内用語を知らないまま調べることが多いため、あいまい検索はFAQサイトやナレッジベースの検索欄で効果を発揮します。どの揺れを吸収させるかは、実際の検索ログに出てきた語を見ながら決めるのが確実です。
仕組み
あいまい検索は、入力ミスや表記の違いを同じ語として扱います。たとえば、次のような揺れを吸収します。
- 入力ミス:「ちゃっとぼと」→「チャットボット」
- 送り仮名:「問合せ」→「問い合わせ」
- 長音符:「サーバー」→「サーバ」
- 全角半角:「FAQ」→「FAQ」
入力ミスの判定には、ある語を別の語に変えるのに必要な文字の挿入・削除・置換などの回数(編集距離)を使う方式が知られています。Azure AI Searchでは、既定で編集距離が2以内の語を一致とみなします。
注意点
判定の幅を広げすぎると、関係のない記事が上位に表示されます。判定を緩めるほど拾える語は増えますが、その分だけ無関係な記事も混ざるためです。探していた記事が3番目、4番目に押し下げられれば、顧客にとってはゼロ件ヒットと大差ない結果になります。そのため、あいまい検索は、完全一致した記事を必ず上位に置くスコア設計と組み合わせて考えます。
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