解説
チケット管理システムにおけるマクロは、担当者が手動で呼び出して実行する、あらかじめ登録した操作の組み合わせです。たとえば、定型文を返信欄に挿入し、同時にカテゴリを設定し、ステータスを解決済みに変更する、という一連の操作を1回の実行で済ませられます。
マクロは、文面だけを挿入するテンプレートや、条件を満たすと自動で実行される自動化ルールとは、実行のきっかけと中身が異なります。
| 実行のきっかけ | 主な中身 | |
|---|---|---|
| テンプレート | 担当者が選ぶ | 文面のみ |
| マクロ | 担当者が選ぶ | 文面+項目更新 |
| 自動化ルール | 条件を満たすと自動 | 項目更新・通知・振り分け |
注意点
マクロの数が増えすぎると、担当者が目的のマクロを探す手間が、マクロで省ける手間を上回ることがあります。そのため、半期に一度など定期的にマクロの使用状況を確認し、使われていないマクロを廃止し、文面がほとんど同じマクロを1つに統合します。たとえばZendeskでは、管理画面でマクロの過去7日間の使用状況を確認でき、APIを使えば過去30日間の使用状況も取得できます。また、不要なマクロを無効にすると、担当者の一覧から外れ、削除と違って後から元に戻せます。
残すマクロは、名前の先頭に対象の問い合わせ種別を入れておくと、検索で絞り込みやすくなります。たとえばZendeskでは、マクロ名にカテゴリを「::」で区切って入れると、マクロを階層に分けて表示できます。なお、廃止するか迷うマクロは、作成者に用途を確認してから判断すると安全です。
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