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ワンアクション・ワンステップ

読み
わんあくしょんわんすてっぷ
別名
1ステップ1操作

1つのステップには1つの操作だけを書くという、手順書の原則。

解説

ワンアクション・ワンステップは、操作手順を番号付きのステップに分けるときに、各ステップへ操作を1つずつ割り当てる考え方です。同じ原則は、GoogleやMicrosoftが公開している技術文書のスタイルガイドでも、手順の書き方として示されています。「設定を開いて名前を入力し保存します」のように複数の操作を1行へ詰め込むと、読み手はどこまで操作したかを見失います。一方で、ステップを分けておけば、作業を中断しても再開しやすくなります。

判断基準

ステップを区切る目安は、操作によって状態が変わるかどうかです。たとえば、画面が切り替わる、値が変わる、保存されるといった区切りでステップを立てると、過不足のない粒度になります。反対に、「画面をスクロールします」「ボタンを探します」のように、実行しても状態が何も変わらない行を挟むと、番号だけが増えていきます。

実務での使われ方

手順書では、複数の操作を1行にまとめず、番号を付けたステップに分けます。

避けたい書き方推奨
設定画面を開き、名前を入力して保存します1. 【設定】を押します
  1. 【表示名】に入力します
  2. 【保存】を押します |

分けた結果ステップ数が増えても、読みにくくはなりません。むしろ、番号が振ってあるほうが、電話越しに「今どこまで進みましたか」と尋ねたときに、オペレーターは顧客の進み具合をすぐに確認できます。

注意点

何でも細かく分ければよいわけではなく、細かく分けすぎると手順全体の見通しが悪くなります。なお、Microsoftのスタイルガイドは、画面上の同じ場所で行う短い操作であれば、1つのステップにまとめてもよいとしています。また、Googleのスタイルガイドも、「File > New」のように続けて選ぶメニュー操作を、記号でつないで1つのステップにまとめる書き方を認めています。さらに、工程の多い手順は見出しで章に分け、読み手が現在地を把握できるようにしてください。