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図解

英語表記
Diagram
読み
ずかい
別名
ダイアグラム

FAQやマニュアルで、文章では伝わりにくい分岐や関係、順序を図に置き換えて示す手法。

解説

図解は、要素同士の関係や全体の構造、手順の順序を図で表して伝える手法です。文章で説明すると長くなる内容でも、図にすれば一目で伝わることがあります。ヘルプセンターやコールセンターでは、制作担当者が、手順書やFAQを読む人の理解を早めるために図解を使います。

判断基準

図解は、分岐や関係を説明する場面で、文章より効果を発揮します。たとえば、次のような内容です。

  • 分岐がある判断フロー
  • 複数部署が関わる手続きの流れ
  • 位置関係や接続構成

上記の内容は、いずれも文章にすると「〜の場合は」「ただし」が積み重なっていきます。一方で、一本道の操作手順や条件のない短い説明なら、文章のほうが早く読み終わります。したがって、図にする前に、伝えたい内容が分岐や関係を含むのか、一本道の順序なのかを見極めます。

注意点

図の中の文字は検索で見つかりにくく、代替テキストがなければスクリーンリーダーでも内容が読み上げられません。そのため、図の内容を短い文章でも添えておきます。Webアクセシビリティの国際的なガイドラインであるWCAGも、達成基準1.1.1(非テキストコンテンツ、レベルA)を定めています。達成基準1.1.1は、画像などの非テキストコンテンツに、同等の目的を果たすテキストによる代替を提供するよう求めています。また、画像に埋め込んだ文字は、ページの翻訳機能では翻訳されないことが多いため、多言語で提供するFAQではさらに不利です。したがって、代替テキストと本文の両方に、図が示している結論を書いておきます。

さらに、図は作成の手間が大きいぶん、更新が後回しになりがちです。画面や部署名が変わったあとも古い図が残っていると、本文だけを修正しても、読み手は図のほうを信じます。そのため、作図ファイルの置き場所と、図を修正できる担当者を記事側に記録しておきます。記録があれば、制作担当者は改修のたびに図を一から作成する事態を避けられます。