解説
プッシュ通知は、アプリやWebサイトの運営者が、利用者の端末のロック画面や通知欄にメッセージを表示させる仕組みです。利用者がアプリやサイトを開いていない状態でも表示されるため、開封を待つメールと違い、すぐに目に入る点が特徴です。
仕組み
プッシュ通知には、スマートフォンなどにインストールしたアプリから送るものと、Webサイトからブラウザを通じて送るWebプッシュ通知があります。どちらも、原則として通知を送るには利用者の許可が必要です。たとえば、iOSではアプリが利用者に通知の許可を求めるのが基本です。ただし、iOS 12以降は、明示的な許可を得る前に通知センターだけに控えめに表示する仮の許可(Provisional Authorization)も使えます。また、AndroidでもAndroid 13以降は、アプリが通知の許可を求める必要があります。
また、iPhoneでは、iOS 16.4以降、Webページをホーム画面に追加して通知を許可すると、Webプッシュ通知を受け取れるようになりました。
実務での使われ方
プッシュ通知は、顧客が待っている情報を知らせる用途に適しています。たとえば、問い合わせへの回答の通知、対応完了の連絡、障害の発生と復旧の報告などに使います。
注意点
プッシュ通知を送りすぎると、顧客に通知そのものを切られます。受け取る側が選んでいないタイミングで表示されるため、宣伝目的で頻度を上げると、通知自体をオフにされるからです。その結果、本当に必要な連絡も顧客の目に入らなくなります。そのため、通知の種類ごとに受信の可否を選べるようにしておくと、重要な通知の経路を残せます。
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