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WFM(ワークフォースマネジメント)

英語表記
Workforce Management
読み
だぶりゅーえふえむ(わーくふぉーすまねじめんと)
別名
要員管理

呼量の予測から必要人数の算出、シフト作成、当日の稼働管理までを一体で行う要員管理の手法、またはそのためのツール。

解説

WFM(Workforce Management)は、コンタクトセンターで「いつ、何人を、どのスキルで配置するか」を計画し、実績と照らし合わせながら調整し続けるための管理の考え方です。WFMという語は、専用ツールを指す場合と、業務プロセス全体を指す場合があります。

仕組み

WFMは、呼量予測から当日の管理まで、次の5段階で進めます。

  1. 呼量予測:過去の実績と、キャンペーンや告知の予定をもとに、時間帯別の問い合わせ件数を見積もる
  2. 必要人数の算出:予測件数とAHT、目標とするサービスレベルから、アーランC式などを使って時間帯ごとに必要な人数を求める
  3. シュリンケージの加味:休憩、研修、欠勤を見込んで配置人数を上乗せする
  4. シフト作成:勤務条件やスキルを踏まえて割り当てる
  5. 当日の管理:実績と予測のずれを見ながら、休憩の前倒しや応援投入を判断する

WFMツールは、5段階をまとめて支援します。たとえば、過去の実績データから呼量を予測し、30分単位で必要人員を算出したうえで、シフト表を作成し、当日の勤怠状況をリアルタイムに表示します。製品によっては、AIを活用して必要な人員を予測する機能も備えています。

注意点

予測の精度は、社内の情報共有によって大きく変わります。予測が外れる原因には、キャンペーンや告知のように、センターの外側で決まる出来事が含まれるからです。したがって、キャンペーンの開始日、料金改定の告知、システム更改の予定といった情報を、事前に共有してもらえる関係を他部門とつくることが、予測精度を大きく左右します。