解説
バナーは、サイトやサービスの運営側から利用者へ、重要度の高い情報を画面上部などの目立つ位置で示す帯状の表示です。モーダル(ダイアログ)と違って利用者の操作を止めないため、「知っておいてほしいが、作業を中断させるほどではない」内容に適しています。デジタル庁デザインシステムでは、同じ役割の部品を「ノティフィケーションバナー」と呼び、利用者への通知を第一の目的とする部品と位置づけています。なお、Web広告の分野では画像の広告も「バナー」と呼びますが、本項目では告知用の表示を指します。
実務での使われ方
サポートの現場では、障害・メンテナンス・仕様変更などをバナーで知らせます。主な用途は次のとおりです。
- 障害発生中の告知と、復旧状況へのリンク
- メンテナンス予定の事前告知
- 仕様変更や新機能の案内
- 支払い情報の更新など、放置すると顧客が困る事項
特に、障害時にバナーを出すと、同じ内容の問い合わせを減らせます。障害の発生を知った顧客は、個別に問い合わせる必要がなくなるためです。
注意点
障害時のバナーは、出すのが早いほど問い合わせの集中を抑えられます。そのため、復旧見込みが分からない段階でも分かっている範囲を先に出せるよう、誰がどの文面で出すかを平常時に決めておきます。また、利用者が閉じられるバナーでは、閉じた状態を記憶し、同じバナーが再び表示されないように実装します。
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