解説
著作権法は、文章、画像、動画、プログラムといった著作物について、作った人の権利と利用のルールを定めた法律です。顧客対応の現場では、次の場面で関わってきます。
FAQや手順書を作る過程で権利の扱いが問題になる
- 他社サイトの説明文の流用:分かりやすい解説を見つけても、そのままFAQに転載することはできません
- 画面キャプチャの扱い:他社サービスの画面を手順書に載せる場合、そのサービスの利用規約でも制限されていることがあります
- フリー素材の利用条件:商用利用の可否やクレジット表記の要否は素材ごとに異なります
- 顧客が送ってきた画像の再利用:事例紹介などに使う場合は、別途許諾が必要です
引用にあたれば許諾は要らないが条件がある
他人の文章を使う場合、引用にあたれば許諾は要りません。ただし、主従関係が明確であること、引用部分が区別されていること、出所を明示することといった条件を満たす必要があります。解説の大半が他社の文章という状態は、引用にあたりません。
作成時のチェック項目に参照元の確認を入れる
複数の担当者が記事を書く体制では、参照元の扱いが人によってばらつきます。作成時のチェック項目に「外部から引いた表現が残っていないか」「画像の出所と利用条件を確認したか」を入れておくと、公開後に差し替える手戻りを防げます。
出典
- 著作権関連(文化庁)
- 著作権法(昭和四十五年法律第四十八号)(e-Gov法令検索)
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