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FAQPage構造化データ

英語表記
FAQPage Schema
読み
えふえーきゅーぺーじこうぞうかでーた
別名
FAQスキーマ

FAQページに並ぶ質問と回答の組を、検索エンジンなどの機械が読み取れる形で示すための構造化データの型。

解説

FAQPage構造化データは、schema.orgが定める「FAQPage」型を使い、ページ内の質問を Question、回答を Answer として記述する構造化データです。ヘルプサイトを運用する担当者が、FAQページの制作とあわせて実装します。

判断基準

FAQPage構造化データは、質問と回答を掲載するページに使い、用語集には使いません。対象になるのは、いわゆる「よくある質問」型のページです。1記事1質問の構成でも適用できます。一方で、用語集のように「用語とその定義」を並べるページには適しません。その場合は、DefinedTerm や DefinedTermSet が対応する型になります。

実務での使われ方

Googleは、よくある質問のリッチリザルト機能について、2026年5月7日以降は検索結果に表示しないと公表しました。さらに、2026年6月15日には、よくある質問のリッチリザルトに関するドキュメントを削除しています。なお、さかのぼって2023年8月の時点で、表示の対象は、よく知られた権威ある政府・健康関連のサイトにすでに絞られていました。したがって、検索結果に質問と回答を展開させる目的でFAQPage型を実装する理由は、現在では残っていません。

ただし、schema.orgのFAQPage型そのものが廃止されたわけではありません。検索結果の見た目に反映されなくなっただけで、ページのどこが質問でどこが回答かを機械が読み取れる形で示す記述としては有効です。また、既存のマークアップを残しても、Google検索で問題が起きることはないとされています。生成AIや社内の検索基盤がページを解釈する材料になる余地はあります。ただし、効果が確かめられた施策ではないため、新たに工数をかける優先度は高くありません。

注意点

画面に表示していない質問や回答を、構造化データにだけ書くことは避けます。Googleの構造化データのガイドラインは、ページの閲覧者に見えない内容をマークアップしないよう求めています。そのため、構造化データの記述は、ページ本文の質問と回答に一致させておきます。

出典