解説
情報セキュリティマネジメント試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験で、情報処理技術者試験の区分の一つです。情報システムを作る側ではなく、日々利用・運用する側に求められる情報セキュリティの知識を問う点が特徴です。
実務での使われ方
コンタクトセンターやサポート部門は、開発部門ではないにもかかわらず、顧客情報を大量に扱う部署です。そのため、この試験が扱う次のような範囲は、サポート部門の担当者の立場に直接対応します。
- 情報資産の管理とリスク分析
- アクセス権限の考え方
- 標的型攻撃メールなどの脅威と対策
- インシデント発生時の報告手順
さらに、ISMSやプライバシーマークの運用は、規程を配るだけでは定着しにくく、手順の理由を現場が説明できるかどうかで定着度が変わります。したがって、各部署にセキュリティ担当を置くときの共通の知識の土台として、この試験の範囲を使う方法があります。
注意点
IPAは、2027年度からの実施を想定した情報処理技術者試験の改定案を、2026年3月31日に公表しています。改定案では、情報セキュリティマネジメント試験は区分として存続しますが、出題範囲の体系などが変わる可能性があります。そのため、受験を検討する際は、IPAの公式サイトで最新の試験要綱とシラバスを確認してください。
出典
- 情報セキュリティマネジメント試験|試験情報(情報処理推進機構(IPA))
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