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KCS認定資格

英語表記
KCS Certification
読み
けーしーえすにんていしかく

問い合わせ対応の中でナレッジを作成・更新するKCSの考え方と実践を、段階別に認定する資格制度。

解説

KCS認定資格は、ナレッジを別の工程で作るのではなく、問い合わせ対応の過程で作成・更新していくKCSの考え方と実践を、段階別に認定する資格です。KCSは、Consortium for Service Innovation(CSI)が管理する手法で、2026年4月に新しい名称「Knowledge-Centered Success」が発表されました(旧称:Knowledge-Centered Service)。

KCSの認定には、発行元の異なる2つの系統があります。1つは、CSIが自ら発行する認定です。もう1つは、HDIがCSIの会員と協力して策定した基準に基づく認定で、日本ではHDI-JapanがKCSファウンデーション(KCSF)とKCSプリンシプル(KCSP)の国際認定コースと国際認定試験を提供しています。

種類

HDI-Japanが提供するKCSの認定コースには、次の2つがあります。なお、CSIが発行する認定(KCS v6 Fundamentals、KCS v6 Practicesなど)とは別の認定です。

  • KCSファウンデーション(KCSF):KCSの概要と導入の効果を扱い、ナレッジマネジメントのベストプラクティスを学ぶ基礎的なコース。一次・二次窓口のアナリストと、すべてのセンター管理者を主な対象とする
  • KCSプリンシプル(KCSP):3日間のコースで、1日目にKCSファウンデーションの内容を含む。KCSのインストラクタを目指す人は、受講が必須とされている

実務での使われ方

ナレッジの整備が進まない原因は、ツールではなく運用にあることが少なくありません。たとえば、「時間ができたときに書く」運用では、日々の対応に追われて記事がなかなか残りません。KCSは、この前提を変え、対応しながら記事を残すことを標準の手順にする考え方です。KCS認定資格は、KCSの手順をチーム内で共通認識にするための手段になります。

注意点

CSIは、新しい名称のもとでの認定(KCS 2027 certifications)を2027年4月に開始すると公表しています。ただし、CSIは、KCS v6の認定も引き続き有効としています。さらに、コースの名称や提供体制は変更されることがあります。したがって、受講を検討する際は、提供元の公式サイトで最新の情報を確認してください。

出典