解説
反転学習は、従来は集合研修の場で行っていた講義を事前の動画受講に移し、集まった時間を演習や議論に充てる学習の進め方です。授業内で扱う内容と授業外で扱う内容を入れ替えることから「反転」と呼ばれます。2000年にアメリカの大学の経済学の授業で提唱され、2000年代半ばには高校教師が化学の講義動画を公開して事前に視聴させる実践を行いました。
実務での使われ方
新人研修のように覚える内容が多い場面では、対面の時間をロールプレイングや質疑に回せます。ただし、対面の演習は、事前学習で学んだ内容を活用する構成にしておく必要があります。また、事前の教材は短く区切っておくと、勤務の合間でも受講しやすくなります。
注意点
事前学習を終えずに参加する受講者が出ると、当日の進行が成立しません。そのため、受講状況をLMSで確認し、未完了の受講者には研修の前にフォローする運用が必要です。さらに、反転学習では、受講者と講師の双方に従来の講義より多くの時間と労力がかかる場合がある点にも注意してください。
該当する用語がありません