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仕様書

英語表記
Specification
読み
しようしょ

製品やシステムがどう振る舞うのかを定めた文書。

解説

仕様書は、システムやソフトウェアを開発するうえで、何を作るか、製品がどう動くのが正しいのかを文書にしたものです。開発の段階に応じて、要求仕様書、要件定義書、設計書、テスト仕様書などの種類があります。仕様書は、発注者、開発者、テスト担当者などの共通認識を支える役割を持ちます。

実務での使われ方

サポート部門にとって、仕様書は「不具合なのか、仕様なのか」を判定する基準になります。仕様書にアクセスできないサポートチームは、毎回開発部門に確認を回すことになり、回答が遅くなる可能性があります。

ただし、サポート担当者が読むのは仕様書の全体ではなく、問い合わせに出てくる画面や機能の該当箇所だけです。したがって、どこを見れば分かるのかと、仕様が変更されたときに知らせてもらう経路を、開発部門と決めておきます。そうすると、仕様を探す時間を減らせます。

注意点

仕様書の表現をそのまま顧客に伝えても、顧客には伝わらないことがあります。仕様書は開発の関係者の間で共有するために書かれており、語彙も粒度も顧客向けの説明とは合わない場合があるためです。たとえば、「当該フラグが真の場合に限り同期処理が起動する」という記述は、「設定画面で自動更新をオンにしている場合だけ反映されます」と言い換えます。さらに、機能名や項目名も、顧客が実際に目にする画面上の表記に置き換えます。