解説
AEO(Answer Engine Optimization)は、利用者の質問に直接答える検索機能や生成AIを「アンサーエンジン」ととらえ、アンサーエンジンの回答に自社の記述が使われることを狙う取り組みです。従来のSEOが検索結果での掲載順位の獲得を目標に置いたのに対し、AEOは回答文そのものに自社の情報が引用されることを目標にします。カスタマーサポートの文脈では、FAQ記事が回答の根拠として引用される形が一例です。ただし、AEOという呼び方が広まり始めたのは近年で、定義は固まっていません。
実務での使われ方
FAQ記事でAEOを意識する場合は、質問と答えを1対1で書き、回答の根拠として引用されやすい形に近づけます。主な書き方は次のとおりです。
- 顧客が実際に打ち込む言葉で質問を書き、質問の直後に結論を置く
- 1記事で1つの疑問に答え、複数の話題を混ぜない
- 手順は番号付きで並べ、条件や例外を本文中に明記する
- 更新日を示し、情報がいつ時点のものかを読み取れるようにする
注意点
Google検索セントラルは、「AIによる概要」や「AIモード」にコンテンツが表示されるための追加要件はなく、特別な最適化も必要ないと明記しています。したがって、Googleについては、AEOという名前の専用施策が公式に用意されているわけではありません。さらに、GoogleはAI機能に対しても、Google検索全般と同じSEOの基本を適用するよう勧めています。そのため、検索エンジン向けに書き方と構造を改善してきた蓄積が、回答への引用されやすさにもつながると理解するほうが実態に近くなります。
出典
- AI 機能とウェブサイト(Google 検索セントラル)
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