解説
SLA(Service Level Agreement)は、サービスの提供者と利用者が、提供するサービスの水準を数値で定めて合意した取り決めです。サポート領域では、委託元と受託先のあいだ、あるいはSaaS提供者と契約企業のあいだでSLAが結ばれます。
実務での使われ方
SLAでは、応答時間や稼働率などの項目を数値で書き分けます。たとえば、次のような項目と記載が考えられます。
| 項目 | 記載の例 |
|---|---|
| 初回応答時間 | 営業時間内の受付から1時間以内に一次返信 |
| 解決目標時間 | 重要度に応じて4時間・1営業日・3営業日 |
| 応答率 | 月間の応答率95%以上 |
| 稼働率 | サービス稼働率99.9%以上 |
| 対応時間帯 | 平日9時〜18時、年末年始を除く |
問い合わせの重要度を区分し、区分ごとに目標時間を定義する方法もあります。
注意点
SLAには、未達時に利用料の減額や返金といった措置を定める場合と、努力目標として数値のみを示す場合があります。両者は契約上の効果が大きく異なるため、利用者は締結時にどちらの性質かを確認する必要があります。
また、SLAと似た言葉にSLO(Service Level Objective)があります。SLOは提供者が内部で定める目標値で、利用者との合意を前提としません。さらに、SLAには天災や通信障害などを対象外とする免責事項が含まれる場合があるため、適用範囲もあわせて確認します。
該当する用語がありません