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ロボコール

英語表記
Robocall
読み
ろぼこーる
別名
オートコール/自動音声発信

録音済みの音声や合成音声を使い、自動ダイヤルで多数の相手へ一斉に電話をかける仕組み。

解説

ロボコールは、あらかじめ録音した音声や合成音声を使い、自動ダイヤルで多数の相手へ一斉に電話をかける仕組みです。日本ではオートコールとも呼ばれます。支払期日の通知、予約のリマインド、アンケート調査、災害時の一斉連絡といった用途があり、担当者が1件ずつかける場合と比べて短い時間で大量の発信を行えます。

相手の返答をその場で受け取らない用件に向く

向いているのは、伝える内容が決まっていて、相手の事情によって説明が変わらない用件です。配送予定の案内、来店予約の確認、未入金の連絡などが該当します。プッシュ操作で回答を受け取る設計にすれば、簡単な意思確認までは自動で完結できます。一方、事情を聞き取る必要のある用件は、ボイスボットや有人の折り返しに回す判断が必要です。

勧誘を目的とする発信は特定商取引法の対象になる

契約の勧誘を目的として電話をかける行為は、特定商取引法の電話勧誘販売にあたります。消費者庁の解説によれば、事業者が消費者に電話をかける場合だけでなく、特定の方法で消費者に電話をかけさせた場合も対象に含まれます。勧誘に先立って氏名と勧誘目的を告げる義務、断った相手への再勧誘の禁止といった規制がかかるため、自動音声であっても同じ義務を果たす設計が欠かせません。自社の発信が対象にあたるかどうかは、法務や専門家に確認してください。

迷惑電話を指す語としても使われている

米国では、自動ダイヤルと録音音声による発信をrobocallと呼び、FCC(連邦通信委員会)が事前の書面同意を求める規制を敷いています。詐欺や無差別な営業電話の呼称として広まった経緯があるため、この語には好ましくない語感が伴います。自社の取り組みを社外へ説明する場面では、オートコールや自動音声案内といった呼び方を選ぶほうが、誤解を招かずに済みます。

出典