解説
二次クレームは、担当者がクレームへの対応を誤ったことで、もともとの不満とは別に発展したクレームです。顧客は当初の問題よりも、その後の対応の仕方に腹を立てています。当初の用件は小さくても、二次クレームに発展すると、解決までの時間も心理的な負荷も大きくなるおそれがあります。
二次クレームの引き金には、たとえば次のような対応があります。
- たらい回しにされ、同じ説明を何度もさせられた
- 折り返すと言われたまま連絡が来なかった
- 規約や社内ルールを盾にした説明に終始された
- 言い訳をされた、話を聞き流されたり遮られたりした
- 謝罪の言葉はあるが、何に対する謝罪かが伝わらなかった
実務での使われ方
二次クレームを防ぐには、事実確認より先に限定謝罪を置くのが基本です。一次クレームの時点では、顧客は「問題を解決してほしい」と考えています。しかし、二次クレームになると、目的が「対応そのものへの抗議」に変わります。目的の転換を起こさせないために、待たせたことや不便をかけたことへの限定謝罪を先に伝えます。
二次クレームに発展した段階では、顧客の感情がこじれていることがあり、最初の対応者が続けて対応するのは難しくなる場合があります。そこで、責任者に代わる(人を変える)、落ち着いて話せる場を用意する(場所を変える)、折り返しの時間を約束する(時間を変える)という「三変対応」が使われます。
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