解説
再入電は、一度問い合わせた顧客が、同じ用件で再び電話をかけてくることです。再入電が起きるのは、初回の応対で解決しきれなかったか、案内した内容が顧客に伝わらなかった場合です。そのため、再入電の有無はFCR(初回解決率)を測る際の判定材料としても使われます。
判断基準
再入電かどうかは、次の3つの条件で判定します。
- 同じ顧客からの電話である(電話番号や顧客IDで判定する)
- 前回と同じ用件である
- 前回の連絡から一定期間内の電話である
期間の長さに業界の標準はなく、1〜30日の範囲で組織ごとに決めます。たとえば、7日以内を基準にする例があります。
実務での使われ方
再入電の主な原因には、次のようなものがあります。
- 案内した手順が顧客の環境では実行できなかった
- 折り返すと伝えたまま連絡しなかった
- 解決したつもりで終話したが、実際には問題が残っていた
- AHTの短縮を優先して説明を切り上げた
- 放棄呼になった顧客が再び電話をかけている
電話番号や顧客IDをキーに、一定期間内の連絡回数を集計すると、再入電の実数を把握できます。さらに、件数を数えるだけでなく、再入電の多い用件を抽出すると、FAQの追記や手順書の修正といった具体的な対策につながります。
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